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フェイリス「凶真、コミマ行くニャ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:11:15.20 ID:S6L0uGbx0

・オカリン、紅莉栖がコミマ初参戦
・紅莉栖とフェイリスは面識なし

以上の設定でお楽しみください

あとちょっと短いかも

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:12:17.13 ID:S6L0uGbx0

2010/08/14 メイクイーン+ニャン2

岡部「ふう…生き返るな」

フェイリス「凶真、今日はダルニャンは一緒じゃないのかニャ?」

岡部「ああ…ダルはコミマの準備とやらに夢中だからな」

フェイリス「コミマ…ダルニャンはまさかの皆勤かニャ!」

岡部「そのまさかだ。普段は熱くて歩けないとか言い出すのに、こういうことになると…」

フェイリス「実はフェイリスも明日は一般参加者として参戦することになってるのニャ」

岡部「ふむ…」

フェイリス「ねえ、凶真…♪」

岡部「(ドキッ)な、なんだ」

フェイリス「明日のコミマ…一緒に周らないかニャ」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:13:07.58 ID:S6L0uGbx0

岡部「何…だと…」

それって…つまり、デ、デートの誘いじゃ…
いや、落ち着け。フェイリスの目的はあくまでコミマだ。俺はただ手伝わされるだけかもしれん。
だが…その誘いを俺は…断れなかった…

ラボ

岡部「うーむ…コミマは初参戦だからよくわからんな…」

紅莉栖「あら岡部。珍しいじゃない、あんたがカタログとにらめっこなんて」

岡部「助手か。この鳳凰院凶真の偉大さを、世に知らしめてやる絶好のチャンスなのだ。失敗は許されん」

まゆり「オカリン、明日コミマ行くんだよね~。まゆしぃは嬉しいのです!
まゆしぃ、オカリンのためにコスプレデビューしちゃおうかな~、うふふ」

ダル「オカリン今日までコミマは行かないって言ってたのに、一体どういう風の吹きまわしなのかkwsk」

岡部「まあ、明日になれば分かることだ。現地で会おうではないか」

ダル「人という波に呑まれないように気をつけるんだお。それじゃ、僕はこれで」

岡部「ダルよ、もう帰るのか」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:13:16.01 ID:dWwGzabM0

助手は隠れながら女性向け同人買いあさってるけど結局ばれるよ

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:13:51.62 ID:S6L0uGbx0

ダル「明日の準備もしなきゃいけないし…明日早いから帰るんだお」

まゆり「まゆしぃも、明日の準備があるので帰ります。オカリン、また明日~♪」

紅莉栖「私もホテルに帰ろうかしらね。岡部は相変わらず泊り?」

岡部「ああ。このラボは俺の魂の住処だからな。故に、離れたくても離れられないのだ…!」

紅莉栖「そう。あ、言い忘れてたけど、明日は私も行くから。
…勘違いしないでよね。岡部と一緒に行動するわけじゃないんだから!」

岡部「俺は何も言ってないが…」

紅莉栖「う、うるさい!それじゃ!」

ガチャッバタンッ

岡部「確か明日の待ち合わせは朝7時だったか…」

ピロリロリーン

岡部「電話か。(ピッ)俺だ」

フェイリス『フェイリスニャ!凶真、明日のプランはできたかニャ?』

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:14:01.61 ID:ycSb92P+0

フェイリス期待

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:14:24.14 ID:S6L0uGbx0

岡部「プランも何も、初参戦だからどこを周ればいいのかわからん。俺はフェイリスについていくつもりだが」

フェイリス『ニャニャ、つまり凶真は…明日はずっとフェイリスと一緒にいたいってことかニャン!
でも、フェイリス的にはそういうのも…悪くはないニャ』

岡部「ダルやまゆりにも聞いてみたのだが、自分の好きなように周れとしか言われなかったからな。
まゆりに至ってはコスプレしてみろと言われる始末だ」

フェイリス『それは仕方がないニャ。
ちなみにフェイリスは、主に雷ネットの同人誌を買い漁るニャン』

岡部「雷ネットか…辛うじて少しだけ知っているぞ」
フェイリス『ニャンニャン、それなら安心だニャ!
大丈夫、凶真に退屈はさせないニャ。それじゃ、フェイリスはそろそろ寝るニャン!おやすみニャンニャン~♪』

ツーツーツー

岡部「一体どうやって退屈させないのか…少し気になってしまったではないか…!
と、とりあえず俺も寝るか…」


Zzz...

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:15:25.93 ID:S6L0uGbx0

08/15 有明駅前

岡部「やっと着いたが、6時40分…少し早かったか…?」

フェイリス「あ、凶真ー!」

岡部「と思っていた時期が俺にもありました」


ビッグサイトに向かって歩く。


フェイリス「20分も早くに来てくれるなんて、凶真は紳士なのニャ」

岡部「そういうお前は一体何時からここにいたのだ」

フェイリス「フェイリスも、来たばっかりニャ♪」

岡部「そういえばフェイリス…今日は私服なのか。ネコミミは着けているが」

フェイリス「流石に、コスプレしての入場はできないからニャ。
とはいえ、フェイリスには、この地に舞い降りる戦士の魂を見過ごすことなどできないニャン」

岡部「ん、どういうことだ?」

フェイリス「コミマには、メイクイーンも参加しているのニャ。
だけどフェイリスは、皆に無理を言って、初日だけ代わってもらったのニャ…
コミマに積極的に参加するのはフェイリスとマユシィだけだから…」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:16:41.51 ID:S6L0uGbx0

岡部「人気メイドがいなくなるわけか」

フェイリス「そうだニャ。
だから、せめてネコミミメイドとしての風格は保っていたいニャン」

岡部「お前らしいな。それで、開場までは時間があるようだが…」

会場らしき場所に着いたが、既に人でごった返している…
秋葉の比ではないぞ…

岡部「なんだこの人だかりは…この中に本当に、まゆりやダル、それに紅莉栖がいるというのか…」

フェイリス「マユシィとダルニャンはもう居ると思うニャ。
マユシィと連絡を取ってみるかニャ?」

岡部「このIQ170の灰色の脳細胞にも、コスプレによる目の保養は必要だからな。
だが、連絡は俺が自分でしよう」


AM9:00



岡部「しかし、立ちっぱなしというのも疲れるな…まるで、人がゴミの…」

フェイリス「それは禁句ニャ」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:17:45.98 ID:S6L0uGbx0

岡部「す、すまない…」

フェイリス「凶真、前にフェイリスの家に来た時も同じことを言ってなかったかニャ?」

岡部「フフフ…ミクロ化された人間があれだけいるのだ。そう言いたくなっても何ら不思議ではあるまい」

フェイリス「ここには、秋葉とは比べ物にならないほどの人が居るのニャ。
ニャから…あっ、列が動き出したニャ!」

岡部「うおっ…」

やばい、押された。転ぶ―――

ムギュッ

フェイリス「ニャ!?」

岡部「な…なな…いや、そんなつもりは…」

フェイリス「凶真も大胆だニャ。ドサクサに紛れてフェイリスの胸を触るニャンて…これが選ばれし者にだけ行使することを許された、最大級の幸運…ラッキースケベかニャ!」

岡部「す、すまん」

フェイリス「き、気にすることはないニャ。この手のシチュエーションは割とありがちニャ」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:18:47.32 ID:dWwGzabM0

フェイリスが普通に主役張ってるとか僥倖だろjk

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:19:26.44 ID:S6L0uGbx0

岡部「そ、そうか…よかった…」

通報でもされたらどうしようかと思った。

岡部「(それにしても…結構大きかったな…)」


AM10:00



岡部「お…?列が大きく動いたな」

フェイリス「そろそろ開場時間だからニャー」

俺はフェイリスに雷ネットのルールを教わることで時間を潰していた。
なるほどな…退屈させない、とはそういうことか。

岡部「ここだと、何時頃に入れるんだ?」

フェイリス「だいたい12時頃かニャー。あ、凶真はDS持ってるかニャ?」

岡部「DS?ゲーム機のか?持っていないが」

フェイリス「なら、フェイリスのを一台貸すニャ」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:21:13.54 ID:S6L0uGbx0

岡部「? ソフトが入ってないようだが…」

フェイリス「ニャフフフ。ニャンと、DSには、デフォルトで、ピクトチャットという最高のソフトが入ってるニャ!」

岡部「ピクトチャット?」

フェイリス「お絵かきチャットのことニャ。
無線通信で近くの人とお絵かきをして楽しむのニャ。」

フェイリス「あ、本体に登録する名前は好きに決めていいニャ」

岡部「ほう…やってみるか」

【参加→きょうま さん】
【参加→フェイリス さん】
【きょうま  フゥーハハハ!】
【フェイリス  フェイリスニャン(≧▽≦)】
【カルネ  フェイリスたん
       キター !】
【クリスティ  フェイリスってだれぞ】
【いかふらい  アキバにわりとよくいる】
【フェイリス  フェイリスは
         フェイリスニャン!】

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:21:56.80 ID:6mIBQnF+0

平仮名のきょうまかわいいいいいいいい

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:22:05.81 ID:S6L0uGbx0

岡部「なるほど…これは自分で文字を書いて送信するのだな。
狂気のマッドサイエンティストとしての俺の存在を世に知らしめる最初のチャンスというわけか…!ならば!」

【きょうま  俺は 狂気のマッド
        サイエンティスト】
【いかふらい  期待】
【きょうま  ほうおういん
       凶真だッ】
【クリスティ ちゅうにびょう乙】
【カルネ  はげどう】
【いかふらい  アイタタタ】

岡部「ぬぬぬ・・・皆馬鹿にしおって…ん?
このクリスティという人物…いや、まさかな…」

フェイリス「どうしたニャン?」

岡部「いや、なんでも…」

フェイリス「もしかして、知ってる人かニャ?」

岡部「そう思ったが、俺の思い過ごしだ。いや、そうであってくれ…」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:23:48.43 ID:S6L0uGbx0

AM10:30


紅莉栖「うわ…こんなところに来てまで鳳凰院を名乗るとか、こっちまで恥ずかしくなってくるわ…」

ダル「牧瀬氏、どしたん?」

紅莉栖「今ピクトチャットやってるんだけど…
これ。どう見ても岡部よね」

ダル「どう見てもオカリンです、本当にありがとうございました…
って、フェイリスたん!何故フェイリスたんがいるんだお!」

紅莉栖「えっ、ちょ…どういうこと?」

ダル「こうしちゃいられねー!僕もピクトチャットやるお!」

【参加→バレル さん】
【バレル  フェイリス!
       ニャンニャン!】
【きょうま  俺はスルーか!】
【クリスティ  ほうおういん
         顔真っ赤w】
【フェイリス  あまりいじめちゃ
        かわいそうニャ><】
【バレル  フェイリスたん
       マジ天使】

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:24:45.94 ID:S6L0uGbx0

岡部「…なあ、フェイリス」

フェイリス「ニャ?」

岡部「どう見てもこのバレルって奴、ダルだろ…名前そのまんまだし」

フェイリス「ニャフフ。フェイリスも薄々感づいていたのニャ。
一見広そうに見えるこの世界、実はすごく狭いのニャ。
それは、機関によって常に収縮し続ける世界の中で人は生きているからなのニャ」

岡部「つまり…俺の認知度があまりに低いのもそれのせいということか?」

フェイリス「そうニャ。凶真の名が知れ渡るには、機関を倒さなければならないということを意味しているんだニャン…」

岡部「なるほど。わからん」

フェイリス「ニャニャ。灰色の脳細胞でも分からないことがあるのかニャン」

岡部「うむ。人は完璧ではないからな」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:26:14.68 ID:S6L0uGbx0

AM10:55

紅莉栖「橋田」

ダル「なんぞ」

紅莉栖「暇」

ダル「暇つぶしの道具はDSとノートPCしか持ってきてないお。
それにもうすぐ入れそうだから頑張って耐えてくれお」

紅莉栖「橋田についていけば安心と思った昨日の自分を殴りたい」


紅莉栖「(ノートPC貸してと言いたいけど言えない…!何なの、このジレンマは…!)」

ダル「(カタカタカタ…)」

ダル「ん?フェイリスたんは待ち列にいる…だと…」

紅莉栖「ねえ、そのフェイリスさんって誰なの?
さっきもピクトチャットにいたけど」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:26:18.64 ID:6mIBQnF+0

フェイリスたんにフォローされるオカリンかあいい

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:27:48.51 ID:S6L0uGbx0

ダル「牧瀬氏、それマジで言ってるん?」

紅莉栖「え?」

ダル「フェイリスたんは、メイド喫茶 メイクイーン+ニャン2の人気No.1メイドだお」

紅莉栖「そこって、まゆりがバイトしてるところよね」

ダル「そうだお。フェイリスたんとまゆ氏は友達なんだお」

紅莉栖「で、そのPCで橋田が見ているのは…」

ダル「コミマスレとフェイリスたんスレ。
ん?これは…」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:28:35.27 ID:S6L0uGbx0

メイクイーンのフェイリスたんスレ その43ニャン

576 名前:名無したん[sage] 投稿日:2010/08/15(日) 09:22:23.07 ID:???
コミマ待ち列なう
俺のフェイリスたんが俺の少し前の列で白衣の男と一緒にいる件について
そいつwwwwしかもwwwwおっぱいwww触ってたwwwww
くそっ…壁殴っちまった…イライラするぜ…

577 名前:名無したん[sage] 投稿日:2010/08/15(日) 09:36:08.78 ID:???
>>576
フェイリスたんなら俺の隣で寝てるよ

578 名前:名無したん [sage] 投稿日:2010/08/15(日) 10:01:56.30 ID:???
>>576
なん…だと…
絶対に許さない

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:29:41.68 ID:S6L0uGbx0

ダル「白衣の男…どう見てもオカリンです本当にありがとうございましたVer 2.00

というか、フェイリスたんの、お、お、おおお、おっぱいを…ハァハァ
いやそうじゃなくて、オカリンだけは許さない絶対にだ」

紅莉栖「これはひどい
というか岡部…何やってるんだ…」

AM11:40


この混雑の中、俺とフェイリスはなんとか会場入りを果たした。
待っている間、ダルからのいたずらメールを頻繁に受信したり、フェイリスが持ってきた豊富な暇つぶし道具、そしてフェイリスの妄想語りによって退屈を感じることはほとんどなかった。
フェイリスはフェイリスで、近くに並んでいたファンと会話したり握手したりで、あまり退屈そうには見えなかった。

フェイリス「凶真、マユシィのところに行くのかニャ?」

岡部「ああ。まゆりもコスプレをしているそうだからな。
まゆりはコスプレ広場というところに居るそうだが…」

フェイリス「ニャニャ、それは期待できるニャ。
コスプレ広場はこっちだニャ。」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:31:11.17 ID:S6L0uGbx0

コスプレ広場

岡部「まゆり、来たぞ」

フェイリス「おはようニャン、マユシィ」

まゆり「あ、オカリンにフェリスちゃん!トゥットゥルー♪
オカリンオカリン、まゆしぃはオカリンのために頑張ってコスプレしました。どうかな~?」

岡部「まゆり、似会ってるじゃないか。流石は我が未来ガジェット研究所のコスプレ担当と言えるだろう」

まゆり「えへへ、ありがとう、オカリン♪」

フェイリス「マユシィのそれは…魔法少女マミさんのコスプレかニャ?」

まゆり「そうだよー。あ、オカリンに説明するとね、
魔法少女マミさんっていうのは、2010年春まで放送されていた、「魔法少女 まどか☆マミさん」っていう作品のキャラクターなんだよー。」


岡部「あ、ああ…(俺にはさっぱりわからんが…実にけしからんな。胸とか胸とか)」

フェイリス「マミさんはすぐに死んでしまうのニャ…
ニャけど、その時のインパクトが強すぎて、今もなお絶大な人気を誇っているのニャ。
そして、最終回の「円環の理」という台詞は、フェイリスの心をくすぐったのニャ」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:32:59.26 ID:S6L0uGbx0

まゆり「他にも、マミさんのコスプレしている人、結構いるんだけどねー、
みんな可愛くてまゆしぃはうらやましいのです」

フェイリス「マユシィも充分かわいいニャン。
さてさて、そろそろ行くかニャ、凶真」

岡部「そうだな。まゆり、頑張れよ」

まゆり「じゃあね~、オカリン、フェリスちゃん~」


AM11:55


ダル「おはよう、まゆ氏」

紅莉栖「グッモーニン、まゆり」

まゆり「あ、ダルくんにクリスちゃん!トゥットゥルー♪」

紅莉栖「まゆりのコスプレ、似会ってるじゃない」

ダル「これはまさかのマミさんコス!写真撮っていいですか!」

まゆり「もちろんだよ~。撮って撮って~」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:34:17.00 ID:S6L0uGbx0

パシャパシャ

ダル「ふうっ、マミさんコスのまゆ氏、いただきました」

まゆり「クリスちゃんも次参加するときはコスプレする~?結構楽しいよ~」

紅莉栖「したいのは山々だけど、今みたいに写真に撮られると思うとちょっと恥ずかしいな…」

まゆり「それはねー、きっと今撮ってたのがダルくんだからじゃないかな~」

ダル「なっ!ひどいお!僕はちゃんとレイヤーの人に許可を取ってから撮影するお!
それがオタクとしての最低限のマナーでもあるんだお!」

紅莉栖「そうなのか…」

ダル「あ、そうそう、まゆ氏。オカリンさ、ここに来なかった?」

まゆり「オカリンなら、フェリスちゃんと一緒に来たよ~。
まゆしぃのコス、いっぱい褒めてもらっちゃったのです。えっへへー」

ダル「やっぱり…
オカリンと合流したいんだけどさ、どっち行った?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:36:00.63 ID:S6L0uGbx0

まゆり「えっとね、雷ネットの同人誌を買いに行くか、って話してたよ~」

ダル「まゆ氏、感謝するお」

紅莉栖「それじゃ、橋田に聞くことは聞いたし、そろそろ別行動にしましょうか」

ダル「えっ、牧瀬氏は僕と周るの嫌なん?」

紅莉栖「別に嫌じゃないって言うか…HENTAIと周りたくないっていうか…
岡部と鉢合わせしたくないって…いうか…」

ダル「ぐはっ、それは酷い言いがかりだお…
まあでも牧瀬氏も狙ってるものがあるんでしょ?やっぱ別行動安定かなぁ」

紅莉栖「オーケー。今まで助かったわ、ありがとう」

ダル「牧瀬氏がお礼言うなんて珍しいお。だがその所為で明日雪が降ったら僕は牧瀬氏を全力で恨む」

紅莉栖「あるあ…ねーよ。それじゃ」



ダル「さあ…オカリン覚悟…!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:37:36.30 ID:S6L0uGbx0

PM0:30


岡部「気のせいか…一瞬寒気を感じたのだが」

フェイリス「ニャニャ、それは凶真に対する憎悪の念が近くに発生しているということニャン。
それに出会ってしまうと…このビッグサイトは一瞬にして焦土と化すニャ」

岡部「フッ、分かっているさ。ようはそいつに出会わなければいいだけの話。
この俺、鳳凰院凶真の類稀なるPOWERと、フェイリスのチェシャ猫の微笑さえあれば、余裕で切り抜けられる。そうは思わぬか」

フェイリス「よくわかってるニャ、凶真。凶真とフェイリスのタッグを破れる者は、誰一人として存在しないニャ!」

なんて、何気ない会話を交わす。
フェイリスは、昨晩言った通り、俺に退屈を感じさせないために色々と俺に気を使っている。
俺がやっているのはフェイリスの荷物持ちだが、悪い気はしない。
ならば、俺からも賛辞を与えてやろうではないか。

岡部「フェイリス」

フェイリス「ニャ?」

岡部「コミマも…楽しいものだな」

フェイリス「凶真がそう思ってくれて、フェイリスも嬉しいニャン」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:39:07.19 ID:S6L0uGbx0

PM1:00

ダル「はーっ、はーっ、くそっ!オカリンどこいったんだお!かくれてないで出てこい!
それにしても、今日は豊作だお…売り切れ必至と言われていたあの同人誌が買えるとか、奇跡以外の何者でもないお!うは、うはwwww」


メイクイーン+ニャン2 ブース


「お帰りニャさいませ、ご主人様!」

ダル「ぼ、僕は帰って来たお…!
そういえば、ここにフェイリスたんは来てないのかお」

メイド「フェイリスちゃんですか?
今日は、お休みなんです。明日からはいるので、その日に来てくれれば…」



ダル「どこにいるかは知りませぬか」

メイド「ごめんなさい、私達には…ちょっと…」

ダル「orz」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:40:32.20 ID:S6L0uGbx0

ダル「仕方がない、ダメもとで電話かけてみよう」

Prrrrr…

岡部『俺だ』

ダル「あっ、出た!オカリィイイイイイン!」

岡部『ダルか。どうしたのだ』

ダル「どうしたも、こうしたもないお!
コミマに来るって突然言い出したからおかしいと思っていたら…
フェイリスたんとデ、デデ、デートなんて、き、聞いてないお!」

岡部『デート、とは言わんな。俺は主に荷物持ちだ』

ダル「荷物持ちでもいいから、フェイリスたんと一緒に周りたかったお!」

岡部『あきらめろ。荷物持ちは二人もいらん』

ダル「それだけじゃ、ないお!
オカリン、フェイリスたんのおっぱい触っただろ。ソースは@ちゃんねるのフェイリスたんスレな」

岡部『なッ…貴様、何故それを…!
と、とりあえず、切るぞ!』

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:41:36.70 ID:S6L0uGbx0

ダル「あっ、待ってオカリン!フェイリスたんを―――」

プツッ

ダル「オカリン…切りやがった…親父にも切られたことないのに!」

PM3:00


力尽きたのか、目的を達したからなのかは分からないが、会場を出る足が目立つ。
かく言う俺も、フェイリスがおおよその目的を達したとのことで、一旦会場を出て、フェイリスが持ってきた小型の椅子に座り、少し遅めの昼食を取っていた。
その昼食は、フェイリスお手製のおむすびだった。腐敗防止に梅干しが入っているところがなんとも家庭的である。

岡部「ふむ…うまいな」

フェイリス「本当かニャン!そう言われると、また作りたくなるニャ」

岡部「ダルがいたら発狂しそうな台詞だな」

岡部「それにしても…コミマとは、歩いているだけでも体力を使うものなのだな…」

フェイリス「そうだニャ。その上、夏は暑さで体力を持って行かれるニャ。ニャから、凶真に荷物持ちまでやらせて、正直フェイリスは申し訳ないと思っているニャ…」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:43:11.78 ID:S6L0uGbx0

岡部「いや、それはいいのだが…
コミマを楽しむだけなら、何も俺がいなくてもよかったのではないのか?」

フェイリス「ニャ?」

岡部「俺のIQ170の、灰色の脳細胞は、一つの仮説を立てている。
フェイリス、お前は…俺と一緒にどこかへ行きたかっただけではないのか?」

フェイリス「………よくわかったニャ…
そうだニャ。フェイリスは凶真と一緒にいられるだけで、よかったのニャン…♪」

耳打ちしてくる。吐息が妙にくすぐったい。
フェイリスが椅子ごとこちらにすり寄ってくる。

岡部「フェ、フェイリス?」

フェイリス「ニャフフ。凶真、今緊張してるニャン?」

岡部「お、俺はオーディンに誓ってそんなことは決して…」

フェイリス「誤魔化しても無駄ニャ。凶真は既にフェイリスのチェシャ猫の微笑に捕捉されているのニャ」

岡部「くっ、そうだった…こいつにはそういう特殊能力があったな」

フェイリス「いただき、ニャ」

岡部「!?」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:45:01.89 ID:S6L0uGbx0

チュッ


岡部「!?
(唇に柔らかい感触が…キスされた?)」

フェイリス「フェイリスのファーストキス…今日の、お礼だニャ…」

岡部「べ、別にそんな礼などいらん!
というか、ファーストだったのかよ!てっきり他のご主人様にもしているものかと」

フェイリス「フェイリスはそんなに軽い女じゃないニャ。
凶真だから…するんだニャン」

岡部「い、いや、さっぱり意味が…」


紅莉栖「お二人さん、そこで何してる」


岡部「!? なんだ、クリスティーナか…」

フェイリス「知り合いかニャ?」

岡部「まあ、そんなものだ。ええと、こいつは…」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:46:26.44 ID:S6L0uGbx0

紅莉栖「私は牧瀬―――」

岡部「助手だ」

紅莉栖「だー!私が自己紹介してるんだから少し黙ってろ!
私は牧瀬紅莉栖。よろしくね」

フェイリス「クーニャン、よろしくニャン。フェイリスニャン。よろしくニャンニャン♪」

紅莉栖「(クーニャン…)
ねえ、フェイリスさん」

フェイリス「ニャン?」

紅莉栖「もし、そこのHENTAIに何か変なことされたらすぐに言ってね。私、脳科学を専攻しているから、脳の構造を作りかえるくらいなら…」

岡部「ん?HENTAIとは…誰のことだ?」

紅莉栖「あんたしかいないだろうが」

岡部「俺はHENTAIじゃない!断じて違う!」

フェイリス「そうだニャ。凶真は変態じゃないニャ。
強いて言うなら…スタンド名・ラッキースケベの使い手だニャ」

岡部「あっ!フェイリス、お前!」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:48:28.92 ID:S6L0uGbx0

紅莉栖「ほう…狂気のマッドサイエンティストはラッキースケベか」

岡部「い、いや、それはだな…
…俺だ。今、機関のエージェントからの尋問を受けている。
機関はコミマにまでその魔の手を伸ばしていたのだ。至急、援軍を要請する。
…ああ。なんとかその場はやり過ごす。だが、それもいつまでもつか…
…わかった。それでいこう。エル・プサイ・コングルゥ…」

紅莉栖「はいはい、自演乙」

岡部「両手に手提げ袋か…そういえば助手よ。随分と戦利品が多いようだが、一体何を買い漁っていたのだ?」

紅莉栖「へっ?べ、別に大したものじゃないわよ!」

岡部「何を恥ずかしがっている?貴様の買った本がR-18ものだということは既に分かっているから、恥ずかしがらんでもいいぞ」

フェイリス「じーっ…」

紅莉栖「フェイリスさん、ど、どうしたの?私のことをじっと見つめて」

フェイリス「…わかったのニャ!」

紅莉栖「へ?」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:49:55.08 ID:S6L0uGbx0

フェイリス「凶真、耳を貸すニャ。ごにょごにょごにょ…」

岡部「うん。うむ、なるほど…何ッ?助手が…?」

岡部「フフ、ククク…フゥーハハハ!クリスティーナよ!
今晩、俺は@ちゃんねるにスレを立てることを、ここに宣言する!」

紅莉栖「な、何?いきなり…」

岡部「【サイエンスに論文が載った天才少女は腐女子】というタイトルでなぁ!」

紅莉栖「!!!!!」

岡部「これを見たら、お前を見る目が…少なくとも@ちゃん内では変わるだろう!
いやいや、まさかクリスティーナが腐女子だとは思わなかった!」

紅莉栖「な、なんたる不覚…岡部に声をかけずに直接帰っていればよかった…
だ、だが岡部。あんたが私の弱味を握ったように、私もあんたの弱味を握っている」

岡部「な…に…?」

紅莉栖「これを見ろ」

紅莉栖が携帯の画面を見せてくる。

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:52:00.21 ID:S6L0uGbx0

岡部「…こ、これは…!おいクリスティーナ!これをどうやって撮った!
閃光の指圧師ではあるまいし…!」

フェイリス「ニャン、これ撮られてたのかニャ。恥ずかしいニャ~///」

それはまさに先程の、俺がフェイリスにキスされている時の写真だった。

紅莉栖「これ、手始めに橋田に送りつけてもいいんだぞ…?」

岡部「な、なんてことを言うのだ!ダルに見られでもしたら、俺が殺される!」

紅莉栖「別に岡部がどうなろうと、私には何の関係もないし…」

岡部「(土下座して)わかった!わかりました!スレはお立てしません!記憶からも抹消いたします!許してください紅莉栖様!」

紅莉栖「わかればよろしい」

PM5:00


フェイリス「ニャニャ~…やっぱり混んでるニャ…
毎度のことニャけど、待ち列が外まで続いてるニャ…」

紅莉栖「帰りの電車ほど、乗りたくないものはないわね…痴漢とかも怖いし」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:53:54.59 ID:S6L0uGbx0

岡部「はあ…最悪だ…」

フェイリス「元気を出すニャ、凶真。フェイリスは、気にしてないニャン♪」

岡部「お前な…」

ピロリロリーン

岡部「ん、電話か…俺だ。
ああ、まゆり。どうしたのだ」

岡部「…わかった。とりあえずこっちまで来てくれるか?
…そうか。助かる。ではな」

ピッ

岡部「まゆりとダルが、そろそろ会場から出られるそうだ。ラボメン全員でとりあえず落ち合わないか」

フェイリス「それはいい考えニャ!」


俺が電話でまゆりとダルを呼びつけると、2人ともすぐに指定した場所に来てくれた。


ダル「うおおおおおおっ!フェイリスたん、会いたかったおー!」

フェイリス「ダルニャン、明日になればフェイリスに会えたのに~。せっかちだニャ♪」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:56:56.43 ID:S6L0uGbx0

まゆり「うわ~、クリスちゃんの荷物、すごいね~」

ダル「正直、予想以上だったお。牧瀬氏がそこまでディープなオタだったなんて…
くやしい!でも感じちゃう!ビクンビクン」

紅莉栖「HENTAIは自重しろ」


岡部「だが…この混雑の中、どうやって帰る?」

ダル「僕は毎回電車だけど」

まゆり「まゆしぃもです」

紅莉栖「電車にはあまり乗りたくないのよね…」

フェイリス「ここじゃ車も入れられないしニャー…」


意見がなかなかまとまらず、結局、バスで少し遠くに移動してからフェイリスの執事、黒木さんが運転するリムジンに迎えに来てもらった。
まゆりはニコニコ笑っていた。
ダルははしゃいでいた。
紅莉栖はこれといった反応は示さなかった。
俺はというと…なぜか助手席に乗せられていた。

岡部「なぜ俺が助手席に…?」

黒木「ほっほっほ。細かいことは気になさらず」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 13:59:03.69 ID:S6L0uGbx0

岡部「はあ…」

まゆり「ねえねえ、クリスちゃん!すごいよ、リムジンだよ!まゆしぃは一度でいいから乗ってみたかったのです」

紅莉栖「え、ええ…でも私は…」

岡部「フッ、セレセブだからな。リムジンなど飽きるほど乗っているのだろう」

紅莉栖「…ほんと、岡部の発言はいちいち癪に触るな」

ダル「つーか、フェイリスたんの家の車にお迎えしてもらうなんて、夢にも思わなかったお!
いつもなら、「混雑ってレベルじゃねーぞ!」って言いたくなるくらい混雑している電車に乗って帰るところだったんだけど、快適だお!」

紅莉栖「それにしても、このリムジンに、執事とか…フェイリスさんって何者?」

まゆり「フェリスちゃんは、秋葉原の大地主で、本名は秋葉留未穂ちゃんっていうんだよ~」

紅莉栖「え、そうだったの!?」

フェイリス「そうニャ。ニャけど、それは秘密にしておいてほしいのニャ。
でないと、フェイリスはクーニャンをあらゆる意味で消さなければならなくなるのニャ…
もうすぐ秋葉に着くけれど、凶真達は、ラボの近くに下ろす手はずになってるニャ。大丈夫かニャ?」

岡部「構わん」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:01:17.53 ID:S6L0uGbx0

それから俺達4人はラボのある大檜山ビルに降ろされ、ラボに帰還した。
ダルは戦利品のチェック。まゆりは明日持って行くコスの確認。紅莉栖は…開発室に引きこもって同人誌を読んでいる。

まゆり「トゥットゥルー♪今日は楽しかったのです!」

ダル「まゆ氏がとうとうコスプレデビューだもんなあ…胸が熱くなるお」

岡部「まゆりとダルは残りの2日間、どうするのだ?」

まゆり「まゆしぃがコスプレするのは今日だけだよ~。
明日からは、いろんなサークルさんの同人誌を買い漁るのです」

ダル「上に同じく」

岡部「クリスティーナはどうなのだ?」

紅莉栖「私は今日だけで充分よ。それと私はクリスティーナじゃない」

岡部「そうか…コミマが終わるまでは俺と助手でガジェットの開発だな」

紅莉栖「へ?そ、そういえばそうね…(岡部と二人で…ゴクリ)」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:02:40.37 ID:S6L0uGbx0

まゆり「オカリン。今日のコミマ、楽しかった?」

岡部「ああ。次の機会にまた行ってもいい」

まゆり「やった~!ならまゆしぃは、その日もコスプレするね~」

岡部「楽しみにしている」

まゆり「オカリンはコスプレしない?衣装ならあるよ~」

岡部「そ、それは遠慮させてもらおう」

まゆり「むう~。まゆしぃは残念なのです。
それじゃ、まゆしぃはそろそろ帰ります。じゃあね~」

ダル「僕も帰ろうかな。
オカリン、僕はまだオカリンを許したわけじゃないんだからな!覚えておけ!キリッ」

岡部「フッ、俺の灰色の脳細胞は不必要なものを切り捨て、更に進化しているのだ。
故にダルのその発言は明日になれば忘れているだろう。
…まあ、明日もあるだろうから、しっかり休むんだぞ」

ダル「俺、コミマから帰ってきたら…結婚するんだ…じゃ、僕はこれで」

ガチャッバタンッ

岡部「ダルよ…それは死亡フラグだ…」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:04:28.22 ID:S6L0uGbx0

時計を見る。時間は既に10時を回っていた。
同人誌を読んでいる紅莉栖を残し、俺はラボを出て、
ブラウン管工房前のベンチに腰掛ける。

岡部「本当に今日は色々なことがあったが…
たまには、こういう日も…悪くないな」


ピロリロリーン


岡部「(電話…?)…俺だ」

フェイリス『フェイリスニャ。今日は楽しかったかニャ?』

岡部「ああ、悪くはなかった」

フェイリス『それは良かったニャ。これで凶真もコミマデビュー、かニャ?』

岡部「次もまゆりが俺のためにコスプレをするそうだ。行かないわけにはいかんからな」

フェイリス『ニャハハ。それは見逃せないニャ。』


フェイリス『その…凶真…』

岡部「?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:05:48.31 ID:S6L0uGbx0

フェイリス『今日は、ありがとう…私に、付き合ってくれて』

岡部「突然何を言い出すのだ。俺もなんだかんだで楽しんでいたから、構わん」

フェイリス『私、いつもは1人で周ってたから…
凶真を誘って、本当によかった。私もすごく楽しかった』

岡部「だったら、コミマの時は俺を誘えばいい。俺でよければついて行くぞ」

フェイリス『ほ、本当に?』

岡部「(ドキッ)あ、ああ。次の開催は冬だったか。その時になったらまた誘ってくれ」

フェイリス『うん…ありがとう、凶真』

岡部「…お前は明日もコミマなのだろう?俺はそろそろ切るぞ」


フェイリス『………了解ニャ、メイクイーンの素晴らしさをビッグサイトでアピールしてくるニャン!
それじゃ凶真、おやすみニャ~』

ツーツーツー

岡部「…寝るか」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:07:15.93 ID:S6L0uGbx0

次の日…

俺が暇つぶしに接続した@ちゃんねる。
興味本位で、フェイリスのスレを覗いてみたら、何故かプチ祭りになっていた。

内容はそう…俺のことだ。

あの憎き「栗御飯とカメハメ波」が、例の写真を@ちゃんに流したせいだ。
当然のことながら、ダルは羅刹のような形相で俺に迫ってくるし、
メイクイーンに顔を出せば男性客から嫌な顔をされるしで、大変な目に遭った。

この祭りが沈静化するにはそう長い時間はかからなかったが、当のフェイリスは全く気にしていなかったようだ。

これも、運命石の扉の選択か…
エル・プサイ・コングルゥ…

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:10:17.03 ID:S6L0uGbx0

とりあえずこれで終了です

原作ではあまり描かれていなかったコミマとはどんな様子だったのだろう、とか
フェイリスを可愛く見せたいな、とかそんなことを考えながら書きました

ちょっと雑な部分もあったかもしれませんが、とりあえず投下できてよかったです

フェイリス!ニャンニャン!

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:12:14.97 ID:ful5fCJRO

乙だニャン!

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:12:45.44 ID:TYjKp1yp0

       _// / ヽ>´     i         ヾr-<ヽ  \ \
     /  / ,'  /   /    |          〃辷ヾ、ヽ   \ \
      /  /  l /" i_l__ i   l   i l i    |l 介ヾ/∧      、
    ,'  /   イ  / | /|` ト、│  ///__|_i  ヾ' || || l ∧      ヽ
    ! /  /│ ,' 示テミ.j   l 7イ/! ,イ /|` |   レ レ |  |   !   ト、
     | /  / /| |  ハ 辷ソ!   !/ /_レ⊥/,イ /  |   ,'  ,'j   l   /  〉
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.    ¦ , / _ィ-/ ,、_ヽヽ         ::::::::// / ,イ //   l/  /  /
 __/ヽ!. i | ,イ | (ニ ̄ヽ、|ナ\ヽr‐--,   _ ,ィ、/ /┤/      /  // イ
/ |  l  i | レレ! l_「入 〉  ,ヽ、 ̄  _,/ > >、 イ、_,__/  / / /    乙ニャン
|  | | l. i l  ゝ`´/   l  /三7≦´( ! | //⌒iミ/   /  / / /
|  ト、',ヾ、V.   人 、  ノ  /三/≪マ≫レヘヽ| イー∨  ./  / / ,イ
| ∧ ー '   / |  ! ト/三/´ //∧__人 `^「`   ∨  l  l /  i Y´`ヽ
ム ∧.    /  l   l´三/ヾ//o' ||_  >rヽ、  〉、 ∨ |!  |  |   !
!∧  ト、  ,イ   ,'   !ミ:/  /イ //レ  /三} !  | ヾ \   ヾ |   |
 ヾ、   ヽヽ ヽ/    .|ミ/     M     /三ミ|     l    `ーー/   l
\ ヽ  〉 〉/    l/     jol     /三三!     !ヾ       /   /
  >─'  l/     |     l l    ,'三三ミj    l \     /   /
         l     |     |o|    {三三ミ|    ∨、   /   /
i       '     人    _,辷     |三三ミ|    ∨\_!   イ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/07/09(土) 14:13:28.12 ID:7ONqNhyS0

乙にゃんにゃん

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:25:57.64 ID:Q9K7CHh/0

乙ニャンニャン!

フェイリスメインのSSは少ないから有難い

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/09(土) 14:34:15.03 ID:S6L0uGbx0

みんなありがとう!

ちなみに ID:dWwGzabM0がちょっと触れてたけど、「恩讐のブラウニアンモーション」にコミマのお話があってだな…
助手の腐女子設定とかはそこから持ってきた
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